2004/04/23
星 鉄矢(http://www.javac.jp)

ActionScript2.0で作るフラクタル(Fractal)

ここでは、フラクタルを描画するFlashを作成する過程を通じて、ActionScript2.0の特徴やFlashPlayerの特徴、また、フラクタルにまつわる、筆者の思い出などに触れていきます。
フラクタル(Fractal)という言葉は、1975年、Mandelbrotにより提唱された。僕が生まれるより前ですね。フラクタルとは、統計的な自己相似性を持つような図形、構造、および現象を指します。それほど古くからフラクタルという概念が存在していたことは、筆者自身、この文を書こうとするまで気づきませんでした。筆者の記憶では、高校2年の夏、数学オリンピックの特別強化合宿(?)に、東北大数学部を訪れた際、本棚に並んでいるNatureを手にとり、何だかきれいな数学だ、と感じたのが、はじめでしょうか。その後、頻繁にフラクタルに触れるようになったのは、2000年前後、JavaAppletにより、手軽に誰でもフラクタルを作って遊べる時代が来た際でした。中学の頃、BASICの本に載っていたサンプルで再帰処理の図形の描画はしていましたが、高校2年のとき、Dragon Fractalを見るまで、その本当の魅力には気づきませんでした。
このように、筆者自身それほどフラクタルそのものに関しては詳しい訳ではないのですが、以下、フラクタルの話を進めて行こうと思います。

(DEMO)    (1)    (2)    (3)    (4)    (5)